今日は少し難しい話です^^;
毎瞬、私たちは呼吸をしています。
ヨガでは、大気の中にあるエネルギーをプラーナ、気功では
「気」と呼び、これを呼吸によって取り込むことをしています。
今回はスーフィーの呼吸法をご紹介したいと思います。
スーフィーとは、イスラム教の神秘主義です。
イスラム教の一つの流れですが、自然に対する信仰が深く、
すべての自然のものの中に、神の姿を見るという姿勢は
日本の神道に通じる感覚があります。
スーフィーの呼吸法は、口と鼻の呼吸の組み合わせによって、
4種類の呼吸があります。
それぞれ、大気、水、大地、火のエレメンツを取り入れる
呼吸法といっています。
今回ご紹介するのはその中の火の呼吸法です。
『火の呼吸法』
口で吸い 鼻で吐く 呼吸法です。
1.ゆっくりと口から息を吸い込んできます。
鼻から直接空気を吸い込むと、外気が冷えている場合、
頭が冷えてしまいます。ゆっくりと、長く口から息を吸い込むことで、
空気は暖められながら体に入っていきます。
2.体の中に炎をイメージしてください。
吸い込んだ空気が、炎を更に大きくしていくとイメージをします。
3.ゆっくりと、息を鼻から吐いていきます。
この時には、イメージした炎の中にある炭が、
吐く息によって赤く輝くようにイメージしてください。
この呼吸を自分のペースで、ゆっくりと無理なく繰り返してください。
次第に体が温かくなってきます。
実は呼吸によって、脳は様々な情報が伝えられます。
ヨガの行者は、呼吸によって体温や、基礎代謝もコントロール
することが出来るといわれています。
この火の呼吸法を繰り返すことによって、基礎代謝が上がり、
冬の寒さにも負けない体つくりの手助けとなるでしょう。
お試しください☆
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